人気ドラマ SHEROCK の中で、マイクロフトがシャーロックに「I’m mother」といって、お茶を淹れるシーンがあります。
お茶を淹れるのは母親の役だから「I’m mother」とは、私がお茶を淹れる、という意味です。
大人の男性が言うと可笑しいですね。マイクロフトみたいな小難しい男性であれば尚更。
これを初めて知った時、紅茶にまつわるイギリスらしいフレーズだなぁ、面白いなぁと思いました。
が、お気づきでしょうか?ここに差別があることを…
お茶を淹れるのは何故父親ではないのでしょうか?
最近「服?なら女に洗わせとけ」のラベルが大炎上という記事を見て、この「I’m mother」のフレーズを思い出したのです。
良くある女性像、母親像が無意識に刷り込まれていて、それが当たり前と思ってしまっている自分に気付いてハッとしました。
個人的にではないですが、このように女性として差別されていることもあれば、また逆に自分も誰かを無意識に差別しているかもしれません。そんなつもりはなくても。
外に向けてアンテナを張って、他の人の意見や感じ方を知り自分を振り返るのは大事ですね。