「~になる」という意味のmake とbecome

先日夫に「You’ll make a cute old lady.」と言われ、思わずびっくりして「かわいいおばあさんを作るってどういうこと!?」と聞き返しました。本当のところは…

「make」には「become」のような意味があるのです。
Longman dictionaryに以下の解説(引用)があります。
主体が仕事や用途、目的に必要な素質を備えているという意味が含まれているということです。

11 have a quality [linking verb] to have the qualities that are necessary for a particular job, use, or purpose
+ noun

  • I’m sure you will make a very good teacher.
  • The hall would make an ideal venue for a wedding reception.
  • An old cardboard box makes a comfortable bed for a kitten.

例文の意味は以下の通りで、いずれも主体がその素質を持っているという言外の意があります。

  • 君はきっとよい先生になると思います。
  • このホールは結婚披露宴に理想的な開催地になるでしょう。
  • 古いダンボール箱は子猫にとって快適なベットになる。

「become」との違いはここにあると言えます。「become」は単純に「なる」という意味のみです。
もし誰かや物を褒めたいのであれば、「make」を使った方がより深みが増すかもしれません。

冒頭の夫からの褒め言葉に感謝です 🙂

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イギリス人にとって”秋が深まる”って?

少しずつ空気が冷えて”秋が深まって”きた頃、これは英語では何て言うんだろうと思って調べてみました。
“Autumn deepens” などと言うようでしたので、夫に聞いてみると「そんな言葉は聞いたことがない。変だ!」と言います。
「どういう意味なんだ」
「It’s gradually getting cooler than beforeってことだよ」
「ならそう言えばいい」と譲りません。
「ほら、ネイティブでもこういう風に言っている人がいるよ」と言っても、
https://twitter.com/search?q=autumn%20deepen&src=typd
「でも好きじゃない。」と言い張ります;^^

「イギリスでは1年中同じような天気で常に曇っているか雨が降っているかで、いつからが秋かなんて、カレンダー上で知るものだ」というのが彼の理屈です。
日本人は季節の変わり目を敏感に感じ取ってそれをまた楽しむ文化があるので、季節にまつわる言い回しがたくさんあるのかもしれません。一方いつも同じような天候の土地では、季節の変化を肌で感じるのも難しく、必然的にそれを表現する人も少ないということもあるでしょう。あまり聞かない表現だと馴染みがなく不自然と感じるんでしょうね。

という訳で、日本人にとって馴染み深い表現「秋が深まる」も、イギリスではもしかしたら理解されないかも。
あるいは主人が変わり者であるかどちらか、です 😛